ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー ネタバレ感想と設定・小ネタ解説

感想

こんにちは、みょんです!
今回はAmazonプライムビデオで配信されている『 ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 』のあらすじ、キャスト、見どころ、ネタバレ感想や作中で登場した曲について紹介していきます。

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ブックスマート の概要

基本情報

原題Booksmart
製作年2020年
製作国アメリカ
上映時間102分
監督オリヴィア・ワイルド

ブックスマート のあらすじ

明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。ところが、パーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな進路を歩むことを知り驚愕。2人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。

引用:映画『ブックスマート卒業前夜のパーティデビュー』公式サイト

ブックスマート のキャスト

モリ― / ビーニー・フェルドスタイン

フェミニストで生徒会長を務めているが、性格の悪さから皆に嫌われている。卒業後はイェール大学に進学する。

ビーニーは1993年アメリカ・カリフォルニア出身。最新の主演作『ビルド・ア・ガール』は10月22日に公開予定。

エイミー / ケイトリン・デヴァー

モリ―の大親友でレズビアン。夏休みはボツワナでタンポンづくりに従事する予定。コロンビア大学に進学する。

ケイトリンは1996年アメリカ・アリゾナ出身。その他出演作に『ビューティフル・ボーイ』等。

ニック / メイソン・グッディング

学校の人気者で副会長だが仕事はあまりしていない様子。卒業後はジョージタウン大学に進学する。

メイソンは1996年アメリカ・カリフォルニア出身。インスタを見ると日本の漫画が好きらしく、腕に『鬼滅の刃』の煉獄さん、胸には『ドラゴンボール』のタトゥーを入れている。

トリプルA / モリー・ゴードン

男子に”トリプルA級”のサービスをしていると噂が流れている。卒業後はイェール大学に進学する。

モリ―は1995年アメリカ・カリフォルニア出身。『アイ・アム・サム』で長編映画デビューしている。

ブックスマート 劇中に出てくる曲は?

この映画、出てくる曲がサイコーにイカしているものばかりなんです!

エイミーとモリ―がガリ勉で冴えない印象なのに対して、曲はイケイケなものばかりなのでそこがコントラストになっています。

Money / Leileli47

ジジの登場シーンの曲です。

Double Rum Cola / FATA BOOM

廊下でモリ―が片っ端から皆の進学先を聞き、その後水風船バトルが始まるシーンのBGMです。

Look At These Hoes / Santigold

モリ―とエイミーがニックのパーティに足を踏み入れるシーンで流れます。

ブックスマート の小ネタ紹介

マララ・コード

無条件で相手に自分の要求を呑んでもらうマララ・コードの「マララ」はマララ・ユスフザイさんから来ています。

彼女は言わずと知れたパキスタン出身のフェミニスト・人権活動家で、2014年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞しています。

フェミニストのモリーとエイミーらしいユーモアのあるコードですね。

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ジャレッドが車の中で聴いていたオーディオブックは?

モリ―に好意を寄せていて、周りから頭がイカれていると思われているジャレッド。

彼はパーティに繰り出す前、女性への敬意を高めるため車の中で『リーン・イン』というオーディオブックを聴いていると言っているシーンがあります。

『リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲』はフェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグにより書かれ、全米ベストセラーにもなりました。

女性としてキャリアや家庭生活とどう向き合うか、力強いメッセージが書かれています。

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感想(1件)

ブックスマート の感想と見どころ

※ネタバレを含むのでご注意ください!

最高のシスターフッド映画!

私は前回まで『キスから始まるものがたり』シリーズを観ていたのですが、同作の主人公はどちらかというと”陽キャラ”の立ち位置でした。

しかし、今回ご紹介する『ブックスマート』の主人公2人は冴えないグループに属しています。

学校内で冴えない女の子が主人公の映画って他にも数多あると思うんですが、大体は学校イチのイケメンと結ばれるシンデレラストーリーだと思うんです。

この映画にも恋愛要素はあるのですが、最後まで親友2人の友情がストーリーの軸なのが他の映画とは違うと感じました。


特にモリ―とエイミーがお互いを褒めたたえ合うシーンが何度かあり、そこがお気に入りです。

よく女子同士だと、思っても無いのに相手を褒め合う事あるじゃないですか。

「今日の〇〇ちゃん可愛い~」みたいな。いや絶対そんなこと思ってないでしょ的な。

でもモリ―とエイミーはそうじゃない。本当に心の底から褒め合っている感じが良いんです

あんなに讃え合っていたからこそ、大喧嘩する時のシーンが凄く刺さりました。

大胆不敵すぎるラスト

モリーの部屋の壁に掲げられていた”Take No Prisoners”(大胆不敵に突き進め)の通り、まさにラストまでのシーンは大胆不敵に突き進んでましたよね。

エイミーと一緒に卒業式に出るべく警察と取引して、ジャレッドの愛車で爆走して学校のフェンス突き破って卒業式に現れて。

そして壇上でジャレッドとの強烈なキス!

テンポもよくて爽快でした。


ここで、もう少し詳しく “Take No Prisoners” について見てみましょう。

“Take No Prisoners” の語源は以下の通りです。

It is suggested that this expression was first used in the 19th century in a much more literal sense as a military command meaning that the objective was to kill everyone. At this time when a battle was over the winning side would either kill all their enemies or would take them home as slaves and this is where the command “take no prisoners” derives from. It has not been established when the expression began to be used in a metaphorical sense but it is suggested that it was towards the beginning of the 20th century.

引用:DICOZ”When should I use the English expression “to take no prisoners?””

要約すると19世紀に軍事用語で使われ始め、勝った側は敵を捕虜にするのではなく全員皆殺しにしてしまえ。という意味でした。

そこから転じて、他人に流されず(時には無慈悲でも)、自分の決めたことをやり通す。という意味合いに変わったようです。

将来は最年少で最高裁の判事を目指すモリーのハングリー精神が伺えます。

フィルターに掛けられた自分

さて、コメディとして笑える部分もあるこの映画ですが、しっかりと観る者を考えさせる部分もあります。

それは「他者や時には自分自身をも1つの側面だけで判断する」ことだと感じました。

例えばモリーは周りから融通が効かず性格の悪い生徒会長だと思われています。

確かに堅物な面もありますが、本当は素直になれないだけでユーモアのセンスがあって面白いんです。

モリーは自分自身で、性格が悪いからニックは私なんて眼中に無いと弱音を吐くシーンがあります。

それを聞いたエイミーが「私の親友にそんな悪口言うなんて許せない」とモリーをビンタします。

これって、弱気で自信が無い側面のモリーに怒っている言い方ですよね。

つまり、エイミーは親友であるモリーの色んな面を知っているのです。


このような例はもう1つあります。

ジャレッドはプロの女と寝たのが噂になってるけど、それは嘘で本当は繊細な青年です。

唯一ジジだけはそんなジャレッドの本質を知っていてます。

対してジジは頭はイカれてドラッグ漬けと周りから揶揄されていますが、本当は友達想いで寂しい人だとジャレッドは知っています。


特に高校なんてすごく閉鎖的な環境で一つの側面で判断されがちで、しかもそれが「キャラ」として付いて回りがちです。

そんな中でも親友は相方の色々な側面を理解していて、親友の大切さに気付かされる映画でした。

みょん
みょん

いかがでしたか?

トリプルAの本名が意外すぎなので、ぜひ映画で確認してください。

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