10代の頃のニック・ロビンソンに惚れ惚れ キングス・オブ・サマー あらすじ ネタバレ感想 レビュー

感想

今回は2013年に公開された青春映画『 キングス・オブ・サマー 』のレビューをしていきます。

この作品は『キング・コング 髑髏島の巨神』(’17)で知られるジョーダン・ヴォ―ト=ロバーツ監督の初長編作品です。

アメリカ、オハイオ州の田舎町を舞台に親の過干渉にウンザリな少年たちが、夏休みに家出して森のど真ん中に一軒家を建てようとします。

青春ならではの葛藤や大自然の映像美も楽しめる今作品の見どころや感想を紹介していきます!

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キングス・オブ・サマー の概要

キングス・オブ・サマー の基本情報

原題The Kings of Summer
製作年2013年
製作国アメリカ
上映時間95分
監督 ジョーダン・ヴォ―ト=ロバーツ

あらすじ

高校1年生のジョーは早くに母を亡くし、姉も既に家を出ているため父と2人暮らしをしている。

父は高圧的で何に関しても指図をするため、ジョーは父との暮らしにウンザリしている。

学期末のある日、同級生でジョーの片思いの相手ケリーに屋外パーティに招待される。もちろん行く気満々のジョーだったが父の許可は得られなかった。

なんとかパーティに行きたいジョーは警察に嘘の通報をし、父の目をかいくぐりパーティに参加する。

束の間のパーティを楽しんでいたジョーだが、騒音に腹を立てた老人が発砲し威嚇。一行は四方八方に散り散りになりパーティはお開きになる。

ジョーと、パーティで知り合った変り者のビアジオは森の中に逃げ、やがて開けた草原に辿り着く

ジョーはこの草原に家を建てる事を思いつき、ビアジオとジョーの親友でジョーと同様に過保護な両親に辟易しているパトリックを誘い、秘密基地の建設に取り掛かる・・・。

キャスト

ジョー / ニック・ロビンソン

どこか夢見がちでうだつが上がらない高校生。高圧的な父親に呆れて早く家を出たいと願っている。

主演のニック・ロビンソンについては別記事で詳しく紹介しています。

パトリック / ガブリエル・バッソ

ジョーの幼少期からの親友、彼もまた押しつけがましい両親に蕁麻疹が出るほどに辟易している。面倒見が良く、ジョーやビアジオに説教をするシーンも。

ビアジオ / モイセス・アリアス

変わり者で突飛な行動を繰り返す。ジョーとパトリックと共に家づくりに取り組む。

キングス・オブ・サマー の見どころ

反抗期の記憶を追体験できる!

みなさんには反抗期ありましたか?私にはあったみたいです。

というのも親から「あんたの反抗期は凄まじかった」と評されてるんですが、記憶からすっぽり抜け落ちちゃってて。

けれどもこの映画を観てあの頃の親に対する「イラつくわ~」という気持ちが蘇ってきました

今思うと親としては心配だったり、もっとこうした方が良いのにという思いからなんですが、10代の頃は知った事か!って言う気持ちなんですよね。

何に関しても盾突いちゃうあの時の気持ちが蘇ってノスタルジックな気持ちに浸れるし、精神的に若返った(?)気がします。

自然美に目を奪われる

これは監督の意図だと思うのですが、随所に木や川や動物たちといったカットが入っています。

そのカットがどれも美しくて…。

そんな自然は彼らに容赦なく試練を与えます。親に支配されるなんてまだ抗う余地があるものの、どう足掻いても自然には逆らえない。

そんな事をまだまだ知らない3人がどう自然と対峙していくのか見どころです。

キングス・オブ・サマー の感想

※ネタバレありますのでご注意ください。

これぞ男の子の青春っぽい!というのが最初の感想でした。

まず秘密基地を森の中に作ろうという、全世界の子供が一度は憧れる事をしちゃおうとするんです。

彼らは高校生だから体力もあるし、専門書を読んで理解できる知能はある。だけど、途中でチャンバラして遊んだり、森の地図を描いて「ここを運命の森と呼ぼう!」なんて言ってみちゃったり。

知能や体力は大人と遜色ない位なのに、心はまだまだ7歳くらいのお子ちゃまなアンバランスさがリアルでした。

特にパトリックが大人びている分、ジョーの幼さが際立っていました。例えば、「ケリーは俺のこと気になってるよ」と自惚れちゃってる感じとか。

そんな調子で自惚れて、支配的な父親が嫌で、だからこそ思いつきで家を建てようなんて言い出すのだけど、結局のところ自分ではまともに食糧も確保できないし、ケリーにアプローチもできない訳だ。

終いにはイチゃつくケリーとパトリックに嫌気が差して、汚い手を使ってボードゲームで勝とうとする。感情のコントロールも未熟なのが露呈してしまいます。

ところで、アメリカの青春映画って自分で蒔いた火種を他人のせいにするのがお決まりのパターンなんですかね?

今までこのブログでも紹介した『キスから始まるものがたり3『ジニ―&ジョージア』でも同じ展開でした。もはや形式美?

話を元に戻して、3人で家出して秘密基地を作ったのも大人になる実感を得られたと思います。でも個人的には、色々と未熟な部分が出てしまった後で一人でサバイバルする辺りからもう一段階ジョーは大人になったのかなと思います。

最後は父親と対等に話してましたからね。こうやって子どもは親に反抗しながらも時々腹を割って話して、そうやって折り合いを付けてくんですかね。私もそうだったのかな?

思春期って大なり小なり親との衝突がある訳で、そんな記憶を呼び覚ます”エモい”作品になっていました。

個人的に監督が自然をどう考え、どう捉えているのか気になるので 『キング・コング 髑髏島の巨神』 やインタビュー記事を漁ってみる事にします。それではまた!

『キングス・オブ・サマー』はAmazon Primeビデオから視聴できます!

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