窮地に陥る全ての人に!Netflix『 メイドの手帖 』あらすじ/ キャスト/見どころ/ネタバレ感想

感想

今回は2021年10月よりNetflixで配信中の『 メイドの手帖 』のあらすじ、キャスト、「こんな人にオススメ!」という点も含めて見どころとネタバレ感想を紹介します。

このドラマはモラハラ夫から娘を連れて身ひとつで逃れた主人公・アレックスがメイドという職で人生の再起を図るお話です。

1つ困難が去ると次は2つ、3つと更なる困難が待ち受けていて、最終話までどうなるか分からない展開の連続で一気見してしまいます!

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メイドの手帖 の概要

メイドの手帖 の基本情報

原題MAID
製作年2021年
製作国アメリカ
エピソード数10(各話約50分)
監督ジョン・ウェルズ

この作品はステファニー・ランドの回顧録『メイドの手帖  最低賃金でトイレ掃除をし「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語』から着想を得て製作されました。

あらすじ

暴力的な男から逃げ出した若い母親。頼る先もないなか、家の掃除をするメイドの仕事を見つけた彼女は、子供を養い、よりよい生活を築こうと奮闘する。

引用:『メイドの手帖』Netflix公式サイト

キャスト

アレックス / マーガレット・クアリー

モラハラ夫から逃げ出し、娘とのより良い生活の為にメイドとして働き始める。

別記事にマーガレットのプロフィールをまとめているので、どうぞご覧ください。

ショーン / ニック・ロビンソン

アレックスの夫で精神的・経済的DVで彼女を苦しめる。彼もまた自身の家族が原因で酒への依存に悩む。

ニックの詳しいプロフィールはこちらから!

ニックの初主演作『キングス・オブ・サマー』の感想はこちらから!

ポーラ / アンディ・マクドウェル

自由奔放なアレックスの母。精神を病み、気分の浮き沈みが非常に大きい。

ちなみに、主演のマーガレット・クアリーは彼女の実の娘。この作品で母娘共演をしています。

ネイト / レイモンド・アブラック

アレックスの元バイト先の同僚。自身も離婚し息子を育てるシングルファザーであり、何かとアレックスを気にかける。

その他のキャスト

レジーナ:アニカ・ノニ・ローズ
ヨランダ:トレイシー・ヴィラ―
マディー:ライリー・ナヴェア・ウィテット
デニス: B・J・ハリソン
ダニエル:エイミー・カレロ

メイドの手帖 の見どころ

見どころは以下の3点です!(ネタバレ無し)

1.娘を想う愛と周りの優しさ

主人公のアレックスは普通の人間が陥るであろう一生分の窮地を、短期間で何度も何度も経験します。

特に第6話の終わり第8話~第9話にかけては見ているだけでしんどかったです。

煩雑な支援制度に翻弄されて、何も分からず弁護士もつけないで裁判に出廷し、これまた難ありの母親のお世話をして…。

それでも娘の為に踏ん張って、なんとか解決の糸口を見つけようとして、でも打ちひしがれて。

アレックスはどうしようもなく「詰み」の状態なんですが、シェルター職員のデニスを始め、周りに支えられて打開策を見出していきます。

どん底からなんとか這い上がろうとするアレックスの様子は、窮地や逆境に陥っている人に勇気と希望をくれます。

2.モラハラ加害者・被害者を第三者視点から見る事ができる

モラハラは多岐に渡ると思うのですが、その一例をこのドラマから学べます。

実際に私の身の回りで何人かモラハラ被害に遭った人がいるのですが、みんな一様に自分が被害を受けているのに気付かないんです。

人格を否定されたり過度に束縛されたりしているのにも関わらず、被害者側が「自分が悪いからパートナーを怒らせている」と思い込んでいるんですよね。

そして加害者は時おり優しさを見せるため、被害者はモラハラをされているのか判断に迷うのです。

そんな人たちがこのドラマを観て「自分ってもしかして・・・」と気付くきっかけになるかもしれません。

3.アンディ・マクドウェルの怪演

アレックスの母ポーラは気分の浮き沈みが激しくスピリチュアル方面にぶっ飛んでいて、いつも娘を振り回します。

けれど決して悪気は無く、どこまでもピュアなのでどことなく憎めなくて・・・。

そんなポーラ役のアンディ・ マクドウェル の怪演っぷりに圧倒されます。

特に第7話『ストリングチーズ』の終盤である騒動を起こすのですが、目が離せず引き込まれること間違い無しです。

メイドの手帖 のネタバレ感想

※ネタバレを含みますのでご注意ください

一見キレイに見えても・・・

第5話で、白い壁紙を剥がすと黒カビが一面を覆っていたシーンがありました。

あのシーンはアレックスの精神状態をメタファーしているように映りました。

外見だけ見れば傷や痣は無いけれど、モラハラによって心の中はカビが広がったように黒ずみ今にも腐り落ちそう。

そもそもカビっていきなり湧いて出るものでなく、どこかからカビの胞子がやってきて成長しますよね。

ではどこから胞子が来たのでしょうか?

私はアレックスの両親だと考えています。

父ハンクもまたで母に暴力を振り、ポーラはそのせいか精神に異常をきたします。

またショーンも似たような家庭環境でしたよね。

心の闇というカビの胞子は何世代にも渡って受け継がれるのではないでしょうか。

そして心がカビてるのが当たり前だから、周りの人間の心がカビていても何も思わないんですよね。

事実、第5話でアレックスが経済的なDVを受けていると告白しても、ポーラにはピンと来ていませんでした。

そんなカビた心を、アレックスは「書く」という行為で浄化していたのではないでしょうか。

一番可哀そうなのはポーラ

この物語は随所でポーラとアレックスの対比がなされていたと思います。

アレックスは自分なりに政府や州の支援制度を調べていましたが、ポーラはアラスカの怪しい共同体で生活し、男を転々として暮らしていたようです。

ポーラもまた元旦那からDVを受けたり、バジルに金を騙し取られたりしていました。

アレックスが夫から精神的・経済的な自立を図る一方で、男に依存することで生きながらえてきたポーラ。

ポーラは長らく男に依存する生活を送ってきたため、自立するという発想すら無かったのかもしれません。

ショーンもまた・・・

酒に酔いアレックスを罵倒し続けたと思ったら、次の日は打って変わって優しくなる。

典型的なDV気質の人の行動パターンで、見ていてショーンのクズっぷりに呆れます。

呆れてしまうのですが、彼も父からひどい目に遭っていた事を考えると完全な悪役ではないんですよね。

また母親のお世話をしていた事からポーラの扱いも上手で、第7話でその様子がよく描かれていました。

ポーラ作り話もしっかり聞いてあげて、うまくノリを合わせて。吐いているポーラを介抱して。

たぶん小さな頃からそうやって母の世話をしていたのだと思います。というか、せざるを得なかったのでしょう。

そう考えると胸が痛くなりました。

ショーンはドラマの中盤辺りから、家族で再出発をするため断酒会に参加します。

だけれど仕事が上手く行かなくなると、結局酒に手を出してしまう。

ショーンがアレックスに対して行った事は卑劣であるのに変わりませんが、彼もまた闇を抱えておりその解消方法を飲酒にしか見出せないのです。

このドラマはアレックスの人生の再起を図る物語であると共に、ショーンが自分自身と戦う物語でもあるんですよね。

おわりに

このドラマでの一番の気付きは肉体的・精神的な暴力、依存症は何世代にも渡り連鎖することでした。

自分の親も依存症だったりDV被害を受けているから、それが異常だとは気づかないのでしょう。

そうして同じことを自分の子供にもしてしまう。

その連鎖を断ち切る為にも教育ってあるんだと思います。

この作品を通して、より多くの連鎖が断ち切られるきっかけになりますように。

メイドの手帖の理解をもっと深められるこちらもどうぞ!

みょん
みょん

いかがでしたか?
アレックスの弁護士のタラができる女感10000%出てて痺れました。
あとTinderでマッチしたウェインがひたすら可愛かったです。

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